テント泊の縦走をしていると、よく「荷物少ないですね」と言われる。自分ではその自覚はないのだが、確かに登山に関するハウツー本を読むと、「テント泊縦走にはザック容量70L」などと書かれていたりする。私のザックはドイターのAir contactで、容量は55+10Lである。これで2泊3日のテント泊縦走でやや余裕があるので、やはり荷物は少ない方なのだろうか。
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そこで、自分の荷物について一回整理してみようと思った。まずはザックに入れるものを並べてみる。なお、季節は夏を前提にしている。また、食料や着替えはここに並べていない。
おおまかに、画像の左に配置しているものほど重要なもので、右に行くほど重要でないものというように並べている。細かい順序についてはいろいろ考え方があるだろうが、ここではあまり深くは考えていない。
今回は、テント泊縦走に必須のテント・シュラフ・マットの3アイテムについて紹介する。
(1). テント
私が愛用するテントは、アライのエアライズ1である。重量1360gと軽量・コンパクトであるが、今やこれ以上に軽量・コンパクトな製品は多数ある。しかし、これを手放す理由は特にない。かれこれ5年近く使用しているが、破れなどはなく、非常に信頼性は高い。
テントを入れる袋は、以前の山行において強風で吹き飛ばされてしまった。そのため、新しくスタッフ袋を購入し、それに入れている。新しく袋を選ぶコツは「容量に余裕を持たせること」だ。テントに付属の袋はなぜかどの製品でも、容量がきつきつであることが多い。毎朝、テントを畳んでこのきつい袋に収納するのは結構しんどいものだ。
(2). シュラフ
シュラフはモンベルのダウンハガー#3である。これも夏に使用するシュラフとしてはオーソドックスなものだろう。
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シュラフも付属の袋に収納していない。見栄えは悪いが、写真のようにポリ袋に突っ込んでいる(理由はパッキングのところで)。
(3). マット
私の装備で他と違うところがあるとすれば、このマットかもしれない。モンベルのフォームパッド90cmと、普段は座布団として使うサーマレストZシートを組み合わせている。これだけでは地面からの冷気の断熱に心許ないので、ホームセンターで買った厚さ1mmの薄手の銀シートをベースに敷いている。
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以前は、エアマットを使っていたが、テント場に着く度に空気を入れる作業が面倒で使うのをやめた。
パッキング
テント・シュラフ・マットをパッキングしてみる。
最初にザックの下の気室に、テント・薄銀マ・座布団を入れる。なお、テントのポールも横にしてギリギリ入る。ここでのコツは薄銀マを畳んだものを一番下に敷くように入れることだ。これで、ザックを地面に置いたときに自立しやすくなる。
なお、実際のテン泊時はここに入れるのはパッキングの一番最後である。
次に、フォームパッドを畳み、ザックの上の気室に入れる。入れる位置は背中側ではなく、外側である。これによって、パッキング後のザックの見栄えが良くなり、型崩れもしにくくなる。
最後にシュラフを無造作に突っ込む。あえて適当に突っ込むことで、隙間なくパッキングができるのである。マットとシュラフの入れ方は、U.L.の手法を参考にしている。
残りの物は、はっきり言って適当に突っ込むだけである。それらについてはまたの機会に紹介したい。